2011年01月15日
脱臼のリハビリ
コンスタントにメンテナンスで来院の患者さんから指の脱臼のリハビリの相談を受けました。めったにない相談なので臨床報告しますね。
2ヶ月くらい前に脱臼してリハビリ中の左の人差し指ですが、
毎日リハビリをして90度くらいまで曲げられるようになったが
そこから先に曲げようとすると痛みがでるので曲げられないのが
2週間くらい続いているということでした。
どうにかなりませんかとのこと。
指の関節の動きの検査をしてみます。
動きが悪いので動きを付けてみました。
少し痛くないくらいで深くは曲げられなさそうです。
そこで指の筋肉を検査していきます。
固定もしていたので、筋肉的なダメージも出ていそうです。
指の筋肉は肘の方まで伸びているので検査するのは腕の筋肉です。
解剖の勉強が役にたつときです。
かなり硬い筋肉の繊維をみつけました。
筋肉にアプローチしながら指を動かしてもらうと
指が90度以上にまがりました。
リハビリしやすいということで、
筋肉にテーピングを貼りそのままリハビリを続けてもらうようにしました。
テーピングを貼りつづけることで、
長いことかけてダメージを受けていた筋肉の治療になります。
2週間後にきたときにはだいぶ手のひらに指が着けるようになりました。腕の筋肉もダメージが少なくなりました。
ここから先はまた違うリハビリをお伝えしました。
今度はもっと深く指を握るので指の筋肉に直接アプローチしてもらいます。
で2週間後。ほとんど人差し指が曲がるようになっていました。
一生懸命リハビリしても腕や肘がダメージを受けてリハビリがしんどくなってしまうこともあるかと思います。
治療と解剖学の知識があると応用していくこともできるのです。お役にたててうれしいです。
2ヶ月くらい前に脱臼してリハビリ中の左の人差し指ですが、
毎日リハビリをして90度くらいまで曲げられるようになったが
そこから先に曲げようとすると痛みがでるので曲げられないのが
2週間くらい続いているということでした。
どうにかなりませんかとのこと。
指の関節の動きの検査をしてみます。
動きが悪いので動きを付けてみました。
少し痛くないくらいで深くは曲げられなさそうです。
そこで指の筋肉を検査していきます。
固定もしていたので、筋肉的なダメージも出ていそうです。
指の筋肉は肘の方まで伸びているので検査するのは腕の筋肉です。
解剖の勉強が役にたつときです。
かなり硬い筋肉の繊維をみつけました。
筋肉にアプローチしながら指を動かしてもらうと
指が90度以上にまがりました。
リハビリしやすいということで、
筋肉にテーピングを貼りそのままリハビリを続けてもらうようにしました。
テーピングを貼りつづけることで、
長いことかけてダメージを受けていた筋肉の治療になります。
2週間後にきたときにはだいぶ手のひらに指が着けるようになりました。腕の筋肉もダメージが少なくなりました。
ここから先はまた違うリハビリをお伝えしました。
今度はもっと深く指を握るので指の筋肉に直接アプローチしてもらいます。
で2週間後。ほとんど人差し指が曲がるようになっていました。
一生懸命リハビリしても腕や肘がダメージを受けてリハビリがしんどくなってしまうこともあるかと思います。
治療と解剖学の知識があると応用していくこともできるのです。お役にたててうれしいです。