2011年03月04日

座るとお尻が痛い


座ると左のお尻がいたいという患者さんが来ています。
わりかしこのような症状の患者さんは来ます。

この患者さんは踊りをやっているらしく
比較的体は柔軟な感じがします。

あくまで見た感じなので、実際に検査をしてみます。
股関節の柔らかさをチェックしています。
ここで明らかに左の股関節の硬さが。
聞くところによると子供の頃から左のほうが硬かったみたいで
かなり前からのことのようです。

座るとお尻が痛いとかの患者さんは、座ることで
自分で痛いところに負荷をかけて痛みが出ることが多いです。

この方は昔からの股関節の硬さが原因で
お尻の痛みが出ているようです。

背骨の状態はやや猫背な感じで、一般の患者さんよりは
ダンスをしているので柔らかい感じです。
骨盤周りのチェックをすると、やはり左のお尻に硬さが
はっきりと出ています。

背骨をしっかりと整えて、もう一度股関節の動きをチェック
これでもかなりの動きが出ています。
痛いところを触っていないのに、動きが出たので患者さんは
ビックリしています。

股関節でも肩こり、腰痛でもまずは身体全体のバランスを
しっかりとることが重要になってきます。
バランスを整えることで体は動きやすくなると
説明してあげると納得した様子。
次にお尻の硬さをとっていきます。

そしてもう一度検査、満足のいく結果が出ています。

ご自身でやるお尻の硬さをとる方法を教えて
この日は修了となりました。

この患者さんは現在5回来院しています。
最初はお尻の違和感が3日ぐらいすると出ていたんですが
腿の内側の筋肉を柔らかくする操作を足したところ
今は1週間は持つようになっています。

これでまた腿の内側と外側のバランスが取れたのだと
思います、何事もバランスは大切です。


おそらくこの調子で行けば少しづつ間隔をあけていける
と思います。




gokouhaseyan at 13:54│clip!五香施術院 | お尻の痛み

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