2011年07月27日

腰痛と椎間板ヘルニア

腰痛と言っても色々とあります。
腰がはっててトントンたたきたくなる腰痛は軽いほうです。

急に痛くなって椅子から立つのも痛い腰痛や時には立ってられないくらい痛い腰痛。
こういう腰痛はぎっくり腰の事が多いです。

でぇやっかいなの腰痛が椎間板ヘルニアです。
腰の骨は全部で5こ。
その5この骨の間に軟骨がはさまってます。
これを椎間板といいます。

椎間板はクッションの役割をしてるのですが
このクッションがつぶれて、あんこが飛び出しちゃうことがあります。
これを椎間板ヘルニアといいます。

クッションのあんこが飛びだしちゃうわけですから、クッションは破けてるわけです。
つまり軟骨がやぶけて中身が飛び出してる状態です。

軟骨が壊れてるのでこいつの治療にはちょっと時間が必要です。
筋肉がこってるのとは別次元なのです。

今日のきた患者さんも椎間板ヘルニアで曲がったままもどりません。
これは手強い状態です。

腰が左に曲がってしまっていて腰からお尻にかけて神経痛がある。
典型的なヘルニア症状です。
検査すると腰の骨がみごとに曲がってます。

これをそ〜と触ると「イタタタタ」
ええーちょっと触っただけで痛いのですか!?
これは重傷です。

こういう時は患者さんが痛くないように、さらにそ〜っと治療します。
痛いですか?ひびきますか?と聞きながら治療します。
やっぱり重傷の患者さんは敏感になってますからね。
僕が重傷の腰痛だったらそ〜っと触って欲しいですし。

治療はやっぱり回数がかかりました。
5回目で腰がまっすぐに落ち着きました。
本日6回目でやっと痛みが楽になりました。

お尻の痛みも腰の痛みも無くなったみたい(喜)
でも骨盤の前がまだ痛いみたいなのでもう少しですね。
9月に旅行にいくそうなので万全の状態で行ってもらいたいので、しっかり治療していきます。


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