2011年08月17日

顎関節症と食事のクセ

昨日いらした顎関節症の方は口がうまく開かないとおっしゃてました。
食事の時など口が開かないそうです。

検査をしてみると確かに口がまっすぐ開かず左にぶれてます。
顎関節症の人は口がまっすぐに開かない人がほとんどです。

アゴは左右に関節があるのですが(当たり前ですが)それが均等に動かず
一方が先に開いて、もう一方が遅れて開くという現象がよく見られます。
文章だとイメージしづらいかもしれませんね。
まっすぐ口が開かないとだけ理解してください。

そういう人はアゴの関節に問題があるのですが、
日頃、片方の歯ばかりで噛むクセがあったりもします。
検査の結果をふまえながら、問診でそういうご本人も自覚せずに
やっているクセや習慣を聞き出していきます。

そこを改めてもらう方がダンゼン治りが早いからです。
この方も左でばかり噛むクセがありました。
虫歯もないし、歯科治療中でもないので純粋にクセだったようです。

自覚していただいたら、しめたものです。
あとは自然とご本人も気にしてくれます。

施術はいつもどおり背骨をやって、アゴをやります。
この順番はかわりません。これが一番効果的ですね。
他にもアプローチの方法はいくつもあるのですが、私の検討した限りこれが一番良いですね。

顎関節症に整体やカイロプラクティックはかなり有効です。
歯並びに問題が無い限りはよい効果が出せると思います。
歯医者さんで効果が出ないときはお近くの整体院にお気軽にご相談してみてください。


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