2011年09月23日

肩の痛み

肩の痛みの患者さんの話です。

この患者さんは肩が動かしずらいとの事で来院しました。
まだ30代と若い患者さんです。

仕事はパソコンをかなり長くやっているようで
少し背中が猫背になっている感じです。
このような患者さんは肩こりなどの症状を起こしやすいです。
体の状態を確認するとやはり肩甲骨の間の背骨がかなり固くなっている感じがします。
肩甲骨は意識しないと動かすことが少ないので
固くなってしまう方が多くいます。

背骨の硬さをまずは取って動かしやすくしていきます。
まだ若いので早く改善するとこのときは考えていました。

2〜3回やっても今一つの結果しか出なくて
他に問題があるのかもと、肋骨の状態をチェックすると
痛いほうの肋骨がかなり上がっている感じがします。

つまり肋骨が上にあがっている為に、肩を動かそうとすると
うまく動かなくなっている感じみたいです。

肋骨を下げるために施術をしていくと、まだ少し上がっている感じですが
可動性は改善した感じ、ここで動かしてもらうと動かしやすくなったようです。

以前にセミナーで教わったことを思い出しました
肩の状態を改善するには、肋骨の状態をよくしなければダメだと
基本的なことを改めて思い出させてくれた症例でした。

この患者さんはそのあと2回ぐらいの来院でほぼ完治。
今では月に1回くらいの定期的な来院となっています。
背骨の状態を改善することで、事足りる患者さんもいますが
やはり基本の肋骨は大事ですね、これからも忘れずチェックしたいと思います。

整体は体の歪みや肩こり腰痛に効果的です、お気軽にご相談を。

gokouhaseyan at 20:17│clip!五香施術院 | 肩の痛み

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