顎関節症

2011年02月21日

顎関節症は、顎の関節生理学が重要です。

当院(錦糸町カイロプラクティック)には顎関節症の患者さんがとっても多いです。

思うに、顎関節症に対応できる整体院やカイロプラクティックが少ないからだと思います。

本日いらっしゃった方は右の顎の違和感。
食事の時の痛みでした。

背骨をみると猫背が強い。
猫背は顎関節症の人に多い傾向のひとつです。
あと頭痛や肩こりも、顎関節症の人には多い。

いつものように背骨と骨盤を矯正していくのですが
あれ?思ったより顎に変化が出ません(汗)

これは顎そのものに問題があるパターンです。

顎に関連する筋肉はだいたい決まってます。
そこを絨毯爆撃。
これが、ほぐしちゃダメなんですよね。
効果が一時的です。

だから特別な方法を使います。
別に隠すわけじゃありませんが専門的なので割愛。
筋肉をゆるめる技法です。

関連する筋肉は顎周囲の筋肉と、首の筋肉と、頭の筋肉(こめかみ周辺)
この方も、この筋肉をやっつけたら効果が出ました。

背骨はとても重要ですが、やはり顎の関節生理学を理解した上で
施術しないと良い結果が得られないこともあります。

歯医者さんで良くならない顎関節症ならお気軽にご相談ください。

cmrt at 09:30|Permalinkclip!

2011年01月31日

口を開く時に顎がガクガクと鳴る症例

顎関節症の患者さんがいらっしゃいました。もう何年も顎がガクガクいってるそうです。

顎がガクガク鳴ったり、ジャリジャリと砂をかんだような音がしたりするのは顎の関節の中にある円板が原因です。

円板?と思われますよね。ちょうど洋服のボタンのような平べったい軟骨が耳の前あたりに入ってます。

ちょっとイメージしずらいと思いますけど、関節の間にクッションがわりに軟骨が入ってるとご理解下さい。

こいつがズレちゃうと音の原因になります。

平たく言うと顎の軟骨がズレると顎がガクガク言ったり、シャリシャリと音がなったりします。

でぇ、この患者さん音を何とかして欲しい。口も開くし、痛みもありません。音が鳴って微妙にあごが引っかかるくらい。

顎関節症の人にくらべれば断然かるいです。

実は音だけ消して欲しいっていうのが難解なんですよ。長期間ガクガク鳴ってると軟骨が痛んで変形したりします。

そうなると音が消えきらない事があります。小さくなるけど完全には消えません。少し残る音が問題じゃないケースも多々あります。

軟骨の変形を治すのは外科の範疇です。でも変形が大きな問題じゃなければ整体やカイロプクラクティック効果がでます。

この方にもそれをお伝えして施術をスタート。

口を開く時に、顎の軌道が少しズレてますが、大きな問題なし。
顎の周辺の筋肉にも問題なし。
だから背骨です。こういう時は背骨が優先です。

背骨と骨盤をきっちり整えてそこから顎の調整をほんのちょっと。

そしたらすっごい良くなりました!びっくり。正直、音は消えきらないと思ってました。
それが、ほとんど消失しました。もちろん安定させるには経過を見なくちゃいけませんが1回目の施術としては満足の結果です。

背骨がけっこう曲がってたんですね。かなり負担になってたようです。
今回は上手くいき僕もご機嫌です(笑)こういう症例は気持ちが良いです。


顎関節症やあごの痛みでお困りでしたらお気軽にご相談んください。
音の問題は上記のような事情をご理解の上、お電話ください。
消失するかはケースバイケースですが半減はします。お気軽にご相談んください。
口が開かない。食事の時に顎が痛い。そういう顎関節症は得意です。お任せください。

cmrt at 01:25|Permalinkclip!

2010年12月04日

顎関節症と生活習慣

あごの痛み(顎関節症)の患者さんがいらっしゃいました。
19歳の大学生Kさん女性です。
中学生くらいからあごの痛みがひどくなり、
歯医者さんや口腔外科などに通っていたそうです。

そこでは、あごの手術をすすめられたようですが、
怖かったので手術は受けずにほっておいたようです。

ですので、食事の時間は苦痛だったといっていました。

検査と施術をしたのち生活習慣についてもお話しました。
特にあごの痛みの場合生活習慣の改善も大切になるからです。

あごは毎日つかっていますから、
習慣による負担も大きいのですね。

話をしていくうちにKさんは朝気がつくと
うつ伏せで毎日寝ていることがわかりました。

うつ伏せで寝ると顔を横にむけるので、
じつはあごがずれやすいのです。

かといって寝はじめは仰向けで寝ているとのこと。
朝起きるとたいていうつ伏せ寝になっているのは、
体がうつ伏せが楽だからなので、
強制するわけにもいかないのです。

ここは、仰向けでも楽に寝られるようにもなってもらう必要が有りそうです。

うつ伏せ寝になると、
肺が押しつぶされて楽に呼吸ができるようになるのです。
うつぶせ寝健康法という健康法もあるくらいです。
でも、顎関節症の人には、ちょっとつらい寝方です。
あごを調整しても再発しやすいのです。

Kさんの肋骨も動きが悪く
普段から呼吸が浅い様子でしたから
体の調整とくに肋骨の動きを重点的につけるようにしながら
あごも調整していきました。

10回目には口が開くようになり、
サンドイッチが楽に食べられるようになりました。

このころには、うつ伏せ寝で目覚めることも少なくなり、
体の調子もよくなっていきました。

来ていただいたら体の検査と調整はもちろんしますが、
1番早く改善する方法を見つけるために、
生活の習慣も見直して、
原因をさがしていきます。


kasiwa2010 at 21:07|Permalinkclip!

2010年10月25日

口が開かない、朝の顎の痛み

本日も顎関節症の患者さんがいらっしゃいました。

初めは口がほとんど開かず、だいたい指1本入るくらい。

ちなみ顎関節症の目安として指の本数がよく使われます。

口を開けたときに指を縦にして何本入るかっていう検査です。
(横にはダメですよ。念のため。)

正常で3本。それ以下だと開口制限という事になります。

でぇ、この方は指1本。かなり悪いです。

左の顎がひっかかてきちんと口が開きません。

まずは背骨の調整です。いつもここから。背骨が重要です。

その次が顎です。この方が効率がよいし根本から改善します。

この方の場合、けっこう顎が固まってしまっていたので
顎関節の整体と、咬筋という咬むための筋肉を調整。

これで1回目は終了。口の開きは指2本よゆうくらいまで回復。
ご本人も喜んでました(笑)

その後、施術を重ねるごとに口は開きやすくなりました。
しかし朝の顎の痛みが残りました。

これはなかなか、やっかいです。
朝に顎が痛いという事は良くあるのですが、寝ている間にかみしめている可能性があります。
これが手強いのです。時間かかるかな?

そんな心配をよそに本日4回目。
ばっちり良くなってました!朝の顎の痛みもないそうです。

前回の施術で口のかなにある筋肉にアプローチしたのが良かったみたいです。
あと患者さんに体操をお願いしました。これも良かったようです。

患者さんの協力もあって今回は予想より速くよくなりました。
まだ検査をすると問題があるので体操は継続をお願いして
経過がよいので間隔をあけて2週間後にご予約いただきました。
次回もきっと経過良いと思います。

でも、この症例は上手くいきすぎですね。
患者さんの協力があればこそです。ありがとうございます。


cmrt at 00:28|Permalinkclip!

2010年10月18日

顎関節症の患者さんが多いです

当院には顎関節症の患者さんが沢山いらっしゃいます。
前からけっこう多いなぁとおもってましたが最近は特に増えています。

先日が1日に3人。その前が5人。単純に3割くらい顎関節症な印象です。
整体院やカイロプラクティック院にしては珍しいと思います。

だいたいは皆さん歯医者さんに行ってからのご来院です。
施術する側から言わせてもらっても、歯科にまず行ってきてほしいです。

口の中の問題、例えば歯並びとかが問題だと僕らではどうしようもありません。
そこはやっぱり歯医者さんの専門領域ですからね。

それでも良くならないなら、ぜひご来院ください。
お力になれると思います。

歯並びの問題でなければ背骨が問題なことがすごーく多いです。
背骨の調整ですごく成果が上がっています。

あご痛みや、口が開きにくいと言った問題は、あごの関節の機能問題です。
本来の正常な機能までもどしてあげられればすごく改善します。

そのためには背骨をまず伸展しやすくしてあげます。
特に上部胸椎と上部頸椎と言われるところです。
そこを良くしないと、あごの施術だけしても効果が半減なのです。

あご周囲の問題はその次です。
そこから、あごの関節や周囲の筋肉の問題をやると効果的です。

日常のケアでもだいぶ違うので、もし顎関節症でお悩みの方が読んでいたら
次のことを参考になさってください。

1頬杖をつかない。うつぶせに寝ない。

2片噛みのクセがあったら両方で噛むように気をつける。

3上の歯と、下の歯は常に離しておく。無意識にくっつけない。

これだけでも額関節への負担は軽減できますのでご参考に。
長くなってきたので詳しくはまた改めて書かせて頂きたいと思います。






cmrt at 09:48|Permalinkclip!

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